給油口からガソリンを注ぐ
活動には燃料が必要です
このルールから
自由なモノはございません
燃料は減り続けます
時にそれはゆるゆると
燃料は減り続けます
時にそれはみるみると
自動車の燃料が
ガソリンならば
この身体の燃料は
なんだろや
この思考の燃料は
なんだろや
この心の燃料は
なんだろや
この魂の燃料は
なんだろや
減ったらもう一度
足せばいい
減るたびに何度も
満たしましょう
もう一度何度でも
給油口からガソリンを注ぐ
活動には燃料が必要です
このルールから
自由なモノはございません
燃料は減り続けます
時にそれはゆるゆると
燃料は減り続けます
時にそれはみるみると
自動車の燃料が
ガソリンならば
この身体の燃料は
なんだろや
この思考の燃料は
なんだろや
この心の燃料は
なんだろや
この魂の燃料は
なんだろや
減ったらもう一度
足せばいい
減るたびに何度も
満たしましょう
もう一度何度でも
ピカピカした明るさは
私には強すぎて
ワイワイした賑やかさも
私には強すぎて
それは分厚く重たいコート
それを着込むように
私は私の部屋にいます
空気も音も光も作動はしません
私が動かぬ限りは
多少の動きにも作動はしません
やはり優しい
それは分厚く重たいコート
その優しさに満たされて
優しさの一部になれた時
山中の大岩
道端の小石
深海の砂
どれかはわからないけれど
そんなものに成れるわけです
冷蔵庫のコンプレッサー
役目を果たす音が鳴る
それは周期的なものです
中にはプリンが一つ
他には何もありません
他には何もいりません
プリンをひとさじ食べますと
ピカピカとします
ワイワイとなります
結局のところ
これが私なのでしょう
今日はいい天気
光の粒子がゆらゆらしてる
みんな嬉しそう
部屋の窓は額縁
山と空の間に
美しい漆黒のカラス
飛んでは停まり
飛んでは停まり
よく働いています
塀と草むらには
美しい毛並みのネコ
塀の上で目を閉じたり
草むらで転がったり
よく遊んでいます
そうねそうだわ
もう窓の画を楽しむのは辞めたわ
だってこんなに体が動くのですから
だってこんなに思いを馳せられるから
私も彼らの様に窓の向こうに
カラスの様に働きたいわ
ネコの様に遊びたいわ
明日はお休み願います
太陽のお休み
私が代わりに参ります
太陽の光が眩しいって
冗談はよしてよ
自分がどれほど輝いていると思っているの
風の勢いが強いって
何を言っているの
自分がどれほどの勢いがあるか解っているの
火の扱いが難しいって
可笑しなことを言うのね
自分がどれほど周囲に影響を与えているかを
地面が硬いって
信じられないよ
自分がどれほど信頼を集めているか知ってるの
雨が多くて水が溢れるって
いい加減驚かさないで
自分がどれほど優しく癒してきたか思い出してよ
これほど全方位的に知らしめているのに
アナタはまだ自分を小さく見積もるのですか
アナタのカタチを知らないのは
アナタだけですよ
自然や社会を我が物とし
極端に恐れ過剰適応している人間たちが厳しい
人間たちが我が物と勘違いしている
自然や社会を見せつけられて
僕は疲れてしまう
どうせあがらえない自然に
押し流されるくせに
どうせ激動する社会に
置いてかれるくせに
その姿を無様と言えば
自身を守るため激昂し
その姿を憂いてみれば
巻き込もうと絡みつく
僕は非難はしても否定はしたくない
生きにくいけれど
人間が色づけした自然や社会のなかで
邪魔にならぬ様
何とか生きていきたい
僕という獣が人であり続けるために
僕という人の獣と共に
だから僕は手放します
これまでできなかった分
これまでやらなかった分
逃げて逃げて逃げて
精一杯生きていきます
梅雨で雨で
畑の作業はお休みで
ポカリと空いた時間に
思考は恐怖し
身体は休めという
ココロは自由なはずだから
思考のプラグを外し
身体のファスナーを開け
空に風に水に光に闇に
溶けていこうと思います
窓から外を眺め
コーヒーを啜るボク